社会的ネットワーク

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社会的ネットワーク

;個人や集団などの主体間のつながりのこと

  • 結びつきが強い/ネットワーク密度が高い=強紐帯、結束型ネットワーク

特徴

  1. 頻繁に接触がある・やり取りの機会が多い(家族・同じチームの同僚など)
  2. 共通項が多い=文脈が共有されている同質的(価値観が同じ)
  3. 相互理解が進んでいる=協力行動が多い/調整が円滑(新たな決定前提の理解が早い)
  4. 信頼関係が構築できている
  5. 凝集性(この集団のメンバーならば…という期待)が高い
  6. 集団規範をうみ、さらなる同質化が進む
  7. 閉鎖的なコミュニティとなりやすい

 

  • 結びつきが弱い・緩やか/ネットワーク密度が低い=弱紐帯/橋渡し型ネットワーク

構造的空隙が広い・大きいほど緩やかで弱いつながりで、異質なコミュニティに所属している

特徴

  1. 頻繁な接触・やり取りはない(普段合わない親戚、元同僚など)
  2. 触れる情報に重複が少ない
  3. 広い範囲から多様な情報が得られ、目標のブレイクスルーやイノベーションを促進するなど、より良い意思決定につながる可能性が高い
  4. そのため、役に立たない情報であることも多い

 

 

それぞれに強みを持っているため、どちらもバランスよくネットワークを構築する必要がある。