社会的ネットワーク
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社会的ネットワーク
;個人や集団などの主体間のつながりのこと
- 結びつきが強い/ネットワーク密度が高い=強紐帯、結束型ネットワーク
特徴
- 頻繁に接触がある・やり取りの機会が多い(家族・同じチームの同僚など)
- 共通項が多い=文脈が共有されている同質的(価値観が同じ)
- 相互理解が進んでいる=協力行動が多い/調整が円滑(新たな決定前提の理解が早い)
- 信頼関係が構築できている
- 凝集性(この集団のメンバーならば…という期待)が高い
- 集団規範をうみ、さらなる同質化が進む
- 閉鎖的なコミュニティとなりやすい
- 結びつきが弱い・緩やか/ネットワーク密度が低い=弱紐帯/橋渡し型ネットワーク
構造的空隙が広い・大きいほど緩やかで弱いつながりで、異質なコミュニティに所属している
特徴
- 頻繁な接触・やり取りはない(普段合わない親戚、元同僚など)
- 触れる情報に重複が少ない
- 広い範囲から多様な情報が得られ、目標のブレイクスルーやイノベーションを促進するなど、より良い意思決定につながる可能性が高い
- そのため、役に立たない情報であることも多い
それぞれに強みを持っているため、どちらもバランスよくネットワークを構築する必要がある。