従業員の満足度

  • 動機付けー衛生理論(2要因論)

 職場への満足・不満は独立した2次元で条件が異なっている。

 満足へ導く条件=非仕事そのものや成果、その評価など(達成・承認・仕事・責任・昇進)

 不満足へ導く条件=仕事を取り巻く環境(会社の政策・管理・監督・作業条件・対人関係)

 

  • 職務特性論

 内発的モチベーションに影響する職務特性を明らかにし、特性が高まる職務設計を目指す。

  1. 技能多様性
  2. タスク重要性
  3. タスク完結性
  4. 自律性(許容する自由・裁量の程度)が高い
  5. 明確なフィードバックが得られる

 これにより、個人は仕事の有意義性・責任を感じることになり、内発的モチベーションを向上し、仕事に対する満足度を高める。

 

  • 組織コミットメント

 所属する企業へ、従業員が一体感や愛着を感じることによって、個人に課せられた役割を超えた組織のための行動へ駆り立てる。

 

従業員のパフォーマンスは、彼らの感じる職務への満足感によって高まる。

また、このような貢献意欲の高まりは、個々の能力向上の一助となる。

モチベーション・能力が揃ったとき、機会が与えられると高い成果があげられる。